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機械が良くなると・・・

明日、会社の若いのが二人図面の勉強会に行きます。

普段、仕事で図面を見て物を造っているのだから

何を今更の話しなのですが、意外と本当に図面の読み方を

分かっているのかは甚だ疑問な点がある。

一応、会社のHPの技術資料という形で図面の読み方と言う

ページを作ったのだが、作業者はこの基本的なことがわかっているんだろうか?

つい先月のことである。

新潟工場の、何年もNCT(タレパン)のオペレーターをやり

時にはプログラム修正をやっていた若いのが、ある時、図面展開の

勉強会を開いてみたら、なんと展開の基本が何も理解していない事がわかった。

その原因のひとつに、今のタレパン、レーザのプログラム作成は、擬似立体図を描き

それを変換スイッチを押せば展開図にしてくれる。

その展開図に金型を割り付ければプログラムの完成です。

どうして、その立体図が、その展開図になるのかを知らなくても

いっぱしのプログラマー、オペレーターにみえます。

曲げ(ベンダーー)加工も同じで、プログラムはオンライン化されているので

展開図が描けた段階で、どの金型を使用して、どこから曲げるかの順番まで

指示されます。

B作がタレパンのプログラム作成をやっていた頃は、CADなんかはなく

図面を見ながら自分で展開図を描き、タレパンのプログラムも

X,Y座標を計算して、タイプで打ち込んでました。

   G92 X1830. Y1270.

   G90X100.Y200.T324

   X300.Y300.

   G28I100.J0K3

   G50

なんてね・・・・

べンダー曲げも自分で展開したのだから、頭の中にイメージとして

立体図が入っているので、それをふまえて金型選別し、曲げ順番を

決めて曲げてました。

(余談ですが曲げ加工のページも参考までに・・・・)

そんなアナログな作業を今更やれとは言いませんが、少なくとも

コンピュータが選んだ意味を理解して、作業をやって欲しいものです。

さもないと、人間じゃなくロボットにした方が良いって事になりかねません。

製造業ってのはクリエイティブな仕事なんだから、常に創造力を持って

仕事をやって欲しいものです。

偉そうに書いてしまいますが、機械が良くなるのは良いのですが

それで製造業の技術力って上がってるんだろうかって常々心配してます。

時々、プロの板金屋よりもロボットビルダーの板金加工能力の方が

高いんじゃないかって思う時があります。恥ずかしい話しだけど・・・・

プロとしての自覚を持ってやっていきたいと思いますね。マジに!!

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